学芸員だより

2015年03月27日

林芙美子記念室紹介④

「林芙美子記念室」のⅣ室をご紹介いたします。

Ⅳ室 芙美子のおもかげ ・・・ 絵画や書、遺愛品、映画化された作品などを紹介。また、書簡から幅広い交友もご覧いただけます。芙美子と旅では国内海外での足跡を地図でたどります。

展示室4

■書簡

川端康成、小林秀雄、九鬼周造、芹沢光治良、山口誓子などなど・・・、芙美子宛ての書簡を展示しています。内容は、近況報告や芙美子を励ますものなど様々ですが、どれもあたたかい交友関係をしのばせる手紙ばかり。ぜひ直接読みに来てください。

■絵画

芙美子は、絵の才能もありました。記念室では、自画像を2点と柿を描いた絵1点を公開しています。

■詩稿「風も吹くなり・・・」

芙美子と親交のあった児童文学者・翻訳家の村岡花子氏の書斎にかけられていたものを、複製し展示しています。

「花のいのちは短くて 苦しきことのみ多かりき」という言葉はよく知られていますが、この詩稿は、「~多かれど 風も吹くなり 雲も光るなり」と続きます。苦しいことも多い人生でも、一縷の望みを見いだし生きていく、そんな希望のある言葉ですね。

■映画化された作品

「浮雲」、「めし」、「晩菊」など、芙美子の映画化された作品のポスターやパンフレットなどを展示しています。松永文庫の松永武さんに多数寄贈いただきました。

■遺愛品

芙美子が着ていた着物や、使用していたお茶の道具、戦時中に使用したトランクなど多数展示しています。

以上、4回にわたって記念室の紹介をしてきました。

新しくなった「林芙美子記念室」は見どころがたくさんあります。ぜひ、実際に足を運んでくださいね!

 

作家について

ページトップへ