学芸員だより

2014年07月21日

ノンタン展紹介①「ノンタンは<きつね>だった!?」

「ノンタン展」開会期間中、数回に分けて、ノンタンのこと、作者のキヨノサチコさんのことをご紹介していきます。

本日は、第一回目「ノンタンは<きつね>だった!?」です。

みなさんは、ノンタンがどのように誕生したのかご存知でしょうか?作者のキヨノさんは最初、いたずら好きな白ギツネのお話「あかんべぎつね」を描いていたそうです。しかし、子どもにとってもう少し身近な動物にしよう、ということでキツネからネコに描きかえられ、ノンタンが誕生したのです。当初は、あまり「いい子」ではない主人公とアニメのような絵が「絵本らしく」ないという声があがり、賛否両論あったようです。しかし、わんぱくなノンタンが繰り広げるお話と、覚えやすくリズミカルな文章は、たちまち子どもたちの心を惹きつけ、ロングセラー絵本となりました。

あかんべギツネ <キヨノサチコ/偕成社>

あかんべギツネ
<キヨノサチコ/偕成社>

あかんべ ノンタン <キヨノサチコ/偕成社>

あかんべ ノンタン
<キヨノサチコ/偕成社>

子どもたちは、自分と同じようにいろいろなことに興味津々で、いたずらをしたり、仲間と遊んではしゃいだり、時には失敗したりするノンタンに、友だち」のような親近感を覚えるのでしょう。

展示では、「あかんべギツネ」と「あかんべノンタン」の原画の同じ場面を、上下に並べて展示しています。ノンタンであたらしく付け加えられた部分もありますので、ぜひ見比べてみてくださいね!

次回は、作者のキヨノサチコさんについてご紹介します。お楽しみに♪

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